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コーチすることとリーダーのスタンス

投稿日: | 投稿者:北方 伸樹
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「最近部長がコーチング研修を受けてきて、何を聞きにいっても『おまえはどう思うんだ?』って逆に質問されて困っちゃうんですよね」というような話をよく聞きます。

コーチするスキルはリーダーに必須のスキルですが、なにもかも問いかけて聞けばいいのかというと、そうではありません。

相手の中に答えがないこともある

コーチングスキルのトレーニングをすると、コーチングというものを勘違いするリーダーの方もいらっしゃいます。部下に考えさせて自発的に行動を起こさせるスキルではありますが、なんでもかんでも部下の中に答えがあるわけではありません。

リーダーが責任と覚悟をもって、自ら判断し決めるべきことを放棄してはいけません。部門の目標や戦略については、まさにリーダーの責任で決めるべきことだと言えるでしょう。

部下と双方向の情報インフラを作る

ただ、それを自分から見える世界の情報だけで判断してしまっては危険です。残念ながら、上位者になればなるほど現場でリアルに起こっていることから隔絶されてしまいがちです。リーダー自身が最前線にいたときに経験した数年前の情報では、すでに陳腐化しているケースもあります。

また、リーダーが決めた目標や戦略を、部下を含めたチームのものにする必要があります。つまり、部下一人ひとりが、主体的にその目標や戦略を自分のものとして捉え、達成したいと思える状態にすることも、リーダーの役割です。

最前線の情報を手に入れ、部下を目標達成に主体的に関わらせるためにも、リーダーは部下と双方向の対話を繰り返さなくてはいけません。

それによって情報を手に入れるだけでなく、自らの思いを部下に伝え、部下の思いを受け止め、チームとしての絆を深めていくリーダーが成功しています。

「強いリーダー」とは、自分の思う通りに部下をぐいぐい引っ張っていくリーダーではなく、部下の思いと自分の思いを共感でつなぎ、ひとりひとりが自分の力で前に進もうと思えるチームを作れるリーダーであると私は考えています。

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