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なぜマネジャー育成は進まないのか

投稿日: | 投稿者:北方 伸樹
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「マネジャー層にはいろいろ課題があって、育成が必要だと思うんですよね。でも、何か研修をやって、そのときには気づきがあっても結局以前と変わらないんです」

社長さんや人事のご担当者から、こういう悩みをよく聞きます。じゃあ、当のマネジャーたちはどう言っているかというと、

「いやぁ、研修はとても勉強になりました。何をすればいいかもわかったし、やろうと思うんですけどなかなかそうはいかないんですよ」

わかっちゃいるけどやめられない♪

「なかなかそうはいかない」
「わかっているけどできない」
「わかっているけどやめられない」

ここにマネジャーの能力向上の難しさがあります。

エクセルのスキルなど、マニュアルを参照すればすぐに業務に役立つものであれば、研修の効果はわかりやすいのですが、マネジャーのトレーニングで扱うのは「ふるまい」あるいは習慣に関するものです。研修で学んだセオリーを、日頃意識しなくてもできるくらいに習慣化する必要があるのです。

習慣化するまでのプロセス

人が学習して習慣化に至るまでに、次のようなプロセスを経ると言われています。

①無意識的無能(何ができていないかがわからない)
②意識的無能(何ができないかがわかっているが、できない)
③意識的有能(意識しながらやれば、できる)
④無意識的有能(意識しなくても自然にできるようになっている)

マネジャーとして望ましいふるまいを

④無意識的有能の段階

つまり習慣化されるところまで引き上げなくては、マネジャー教育は完了したとは言えません。元に戻ってしまうからです。ところが、集合研修で扱えるのは②意識的有能の段階まで、せいぜい③意識的有能の段階までです。

砂漠に水をまいている?

「ああ、うちもコーチング研修っていうのを管理職全員にやってもらったんだけど、あれダメだね。あれだけ時間とお金をかけたのに、なんにも変わんないんだもん」

ごもっともです。研修をやっても砂漠に水をまくようなものです。すぐに蒸発してしまいます。

では、どうすれば研修で学んだ内容を徒労に終わらせず、④無意識的有能の状態にして身につけさせることができるのでしょうか?

あなただったらどうしますか?次回解説しますので、それまで考えてみてください。お楽しみに。

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