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自分も相手も大切にできるコミュニケーションスキル

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こんにちは、オアフのマイケルです。

今回ご紹介する本はこちら。

平木典子著
「アサーション入門 自分も相手も大切にする自己表現法」
(講談社現代新書)
http://amzn.asia/56GCjQm

アサーションとは何か?この本では「自分も相手も大切にする自己表現を意味する」と書かれています。

たとえば、用事があって終業後すぐに帰らなければいけない時に、上司から直前になって「残業してほしい」と頼まれたとしましょう。
そのとき「なんでもっと早く言ってくれなかったんですか!今日は予定があるので無理です!」と攻撃的に拒否するでもなく、予定があることは伝えずに「…わかりました」としぶしぶ受け入れるでもなく、「今日は予定が入っていて、すぐに帰らせてほしいのです。どうしてもお急ぎでしたら、明日の朝一番で仕上げますが、いかがでしょうか?」のように、自分の言いたいことを伝えつつ、相手の立場や状況も尊重し、双方が納得できる案を探っていく
これが「アサーティブなコミュニケーション」。

自分は身近な人間関係に悩んでいた時、このアサーションの考え方を知って、できる限り実践してみて、その人と接するのがずいぶん楽になったという経験があります。
「自分には相手に意思を伝える権利があることを知る」
「意思が正しく伝わるように、事実と感情は分けて伝える」
「断る時は、可能な限り代替案を示す」
などなど。上手に自分の意思が表明できて、人とのコミュニケーションが円滑になれば、対人関係におけるストレスがかなり減少すると思います。

アサーションに関する本はたくさん出ていますが、個人的にはこの本の著者である平木さんのものが一番おすすめです。文章が論理的でわかりやすいし、学術的な裏付けもしっかりなされています。
また「アサーティブなコミュニケーション」を実践するためには「アサーティブなものの見方・考え方」が必要であり、その「ものの見方・考え方」にまで踏み込んで解説されています。

個人的なイメージですが、「アサーティブな人」って「さっぱりしているけど嫌味がなく、自分の希望や要望をはっきりと伝えることができる人」かな、と思います。
芸能人で例えるならば、ナインティナインのやべっちのような人。的確に鋭くツッコむのに、どこか優しくて相手を傷つけない。それでいて自分の思いや意見はちゃんと伝える。
こんなアサーティブな自己表現は、多様化がますます進む現代の組織のリーダー・マネージャーに、必須のスキルだと思います。

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「本書は、アサーティブになるための表現法について、多くの人の参考になることを願って書かれています。
しかし、アサーティブであるということは、時によって、また人によって異なる意味を持つように思います。自分にとっても相手にとってもすっきりするアサーティブなやり取りを一発でしようと心がけることもあれば、葛藤やずれがあるときには、アサーションの結果、必ずしもすっきりしないことを自分なりに収め、何かを選択していくこともあるでしょう。
アサーティブなやり取りは、アサーティブな自己決断により支えられています。自分にとって大切なことを選び、それでも、人を無視したり、操作したりすることなくアサーティブな行動を選んでいくことは、自分らしい生き方をつくることにつながるでしょう。アサーションがあなたにとって、他者と共に自分自身の生きる道を探るヒントになることを願っています。」P.176~177

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