1on1ミーティングはどうしてうまくいかないのか?ひとことで言いきってしまいましょう。「そこに付加価値が生まれていないから」です。
リーダーを取り巻くマネジメント環境の変化について、あらためて確認します。一言でいうと、マネジメントの難易度は劇的に高くなっている、でも向かうべき道筋はちゃんとありますよ、という話です。
1on1でチームメンバーと対話するとき、「自由に話していいよ」では2〜3回ならともかく、定期的に続けていくことは極めて困難です。これがブームのようにやってきた1on1ミーティングが続かない理由のひとつなのです。では、どうしたらいいのでしょうか?
いったい、どうすれば「1on1ミーティング〜リーダーとメンバーのサシでの会話〜」が創造的で生産的になるのでしょうか?
対話が機能している組織は、付加価値が生まれ続けます。単に雰囲気がよくなってよかったね、という話ではありません。付加価値が生まれるのは、なぜなのでしょうか?
マネジャー育成がうまくいかないそもそもの原因は、人材がボラリティ(変動性)の極めて大きい経営上の資産だと認識していないことにあります。